もっと好きになる2つのしかけ!

読み聞かせや読書が習慣化してきたら次のステップに進みましょう。

次に読みたい本が見つからない・・・

もしや読書に飽きた?

そんな時にもおすすめのしかけです。

目次

読書ログをとる

読書が習慣化していくと、今まで何冊の本を読んできたのか興味がわいてくると思います。

読書ログってなんだか面倒くさいな~

という方も手軽な方法も紹介しているのでぜひご覧下さい。

読書ログのメリット
  • これまで読んできた冊数が可視化され励みになる
  • 興味関心の分析に役立つ

読書を進めていくうちに、思い当たる好きな本はすべて読み終えたような気持ちになったり、単に読書に飽きてしまうことがあると思います。そんな時にも、読んできた冊数を1ヵ月もしくは半月単位で振り返ってみると、読書のモチベーションアップに繋がるでしょう。

またタイトルや作者からどんなジャンルの本に興味関心があるのか、逆にあまり読んでいない本の傾向もわかるでしょう。違う作者の絵本でも実はイラストが同じ作家さんであったり、読んできた本の中から共通項を探し出すと好きな本の傾向がわかり「読みたい本が見つからない!」時の手立てなります。

あまり読んでいないジャンルの本は、単に食わず嫌いなだけかもしれません。そのジャンルの本を何冊か提案してみると、思いがけず好きなジャンルの幅が広がる可能性もあります。

それでは読書の記録はどのようにとれば良いのでしょうか。

主な方法は【手書きで記録】と【アプリで記録】の2つです。

手書きのメリットは?デメリットは?

手書きで記録

手書きのメリット
  • 手軽さ
  • どんな本も記録できる
  • 五感を使うため記憶に残りやすい
  • 文字の練習になる

図書館や学校によっては、読書ノートを無料で配布しているところもあります。市販品にはキャラクターものやシール式のものもあります。

自宅にあるノートを読書ノートに替えることもできますが、こどもの書く字に合わせた行間を選ぶのがポイントです。

読書ノートがたまると、そのノートの厚みを目で見て触れることで読書の達成感を感じることができます。

手書きのデメリット
  • 文字を書けることが条件
  • 冊数が多いと記入が大変
  • ノートの保存や管理

手書きは文字を書くいい機会である一方、記録自体が億劫になりがちです。

特に文字を書くことに慣れていない場合はハードルが高いので、大人が代筆することになると思います。

こまめに読書ノートをつけるのは大変だと思うので、図書館で借りている本であれば返却時に一気に記入したり、もしも利用している図書館で貸出票(本の題名がプリントアウトされたメモ)が出る場合はそのメモを集めるというのも一つの手です。

ちなみに年中の息子は今まで読書記録に興味がなかったのですが、春休みに入るにあたり「春休みは絵本をたくさ読む!」と本人が宣言したこともあり読書記録をスタートさせました。ひらがなは目下練習中で本のイラストを眺めることが好きなので、白紙ノートに読んだ(読み聞かせした)本の表紙のイラストを描く方法をとることにしました。いつまで続くか分かりませんが、うまくいけばまた報告します。

アプリで記録

アプリのメリットは?デメリットは?
アプリのメリット
  • 記録が手軽
  • 本の表紙が表示される
  • 累積冊数を自動でカウント
  • これから読みたい本も登録可能
  • 無料

アプリで管理する一番のメリットはその手軽さです。本のバーコードにスマホのカメラをかざすだけで本の情報が登録されるので、文字入力ができないこどもでも簡単に登録ができます。図書館の本などバーコードが付いていない本は文字入力で検索することになりますが、本の表紙が表示されるので視覚的に大変分かりやすいです。累積冊数、時期が自動でグラフ化されるのでカウントする必要もありません。

読書記録の無料アプリはいくつかありますが、我が家では私が【ブクログ】娘が【ビブリア】を使用しています。ブクログはブックレビューコミュニティーなのに対して、ビブリアはあくまでも書籍の登録に特化しておりシンプルな機能という点で、こどもにもおすすめです。

アプリのデメリット
  • スマホやタブレットなど端末が必要
  • 登録されていない本もある

アプリ管理のデメリットは、端末が必要なのでこどもの端末がない場合は保護者の端末を使う必要がある点です。またアプリに登録されていない本もあり、その場合は記録することができません。

月刊誌【こどものとも】【かがくのとも】シリーズは基本的には登録できないので要注意!

とは言え、手書きより断然記録が簡単なので試したことがない方はぜひチェックしてみてくださいね。

>>ブクログの詳細はこちら

>>ビブリアの詳細はこちら

切り口を変えて本を選定する

基本のしかけでは実体験に結びつきそうなこどもの【興味関心】が本の選定する大切なポイントだと説明しました。読書が習慣化すると、【好きなもの】のカテゴリーの中から特定の【シリーズ】や【作者】を目印に本の選定をすることが多くなると思います。人気シリーズによっては作品の一覧表がプリントアウトできるものもあるので、表をチェックしながら全巻制覇を目指すのも楽しいでしょう。

好きなジャンルは読み切ったかも

次に何が読みたいか分からない状態になる場合、読む本の幅を広げるチャンスです。

いつもとは違う視点でこどもと一緒に本を選定してみてください。

おすすめは【感情】や【体の状態】など五感で感じられる切り口です。

感情は【笑える】【驚く】【感動する】【元気になる】本など。

体の状態は【暑くなる】【寒くなる】【お腹がすく】【眠たくなる】本など。

例えば、「今日は暑いから涼しい気分が味わえるように雪だるまの絵本なんてどうかな?」と実際の気候とは違っても、その本をどう読むかで本の楽しみ方は変わってきます

感情や体の状態は疑似体験しやすい点もおすすめです。人の気持ちに想像力を働かせたり共感したり本の面白さをより一層知ることができます。

その他おすすめ切り口の例
  • 題名が「あ」から始まる絵本を選ぶ
  • 表紙が青色の絵本を選ぶ
  • 自分と同じ苗字の作者がかいた絵本
  • 大きなサイズor小さなサイズの絵本

たくさんの本の中から選ぶことは自由である一方、こどもにはなかなか大変な作業です。条件を設けることで選択肢を狭め、結果的に選びやすくなります。ゲーム感覚でいろな切り口で本を選定してみると、思いがけず好みの本に出会えるかもしれません。

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切り口を変えた本の選定を、ゲーム感覚でできるのでおすすめです。

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