暖かくなってきたものの、まだまだマスクは手放せそうにありませんね。
大人はすっかりマスク生活に慣れてきましたが、こどもたちはこれから暖かくなるにつれてまたマスクを嫌がるようになりそうです。
そこで改めてマスクに関する絵本を探してみました!
今回は実際に子どもと読んでみて、
マスクの必要性が分かりやすい絵本3冊を紹介しようと思います。
ますくちゃんでばんです
はなちゃんは、”こんこんくしゅん”がとまらない!そんなときは「わたしのでばんよー」ますくちゃんが とんできた!だけど、はなちゃん、ますくなんて きらい!ってポーイとしちゃって……みんなもコンコンでるときは、ますくしてるかな?
ますくちゃんでばんです | よこみち けいこ |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 2歳~ | 2分30秒 |
一人読みなら | すらすら読めたら カタカナあり | ー |
マスクが嫌~!なこどもをますくちゃんが説得する本。はっくしゅーんでたくさんのばい菌が飛び出す様子がイラストになっている。巻末には分かりやすくマスクの扱い方まで載っているので、幼児がマスクの必要性を理解するには、この一冊がおすすめ。
マスクマンロッキー
ロッキーはマスクマンに変身して、新型コロナウイルス退治の旅に出かけます。旅の途中で鳥たちやコロナウイルス、地球と出会い、お話を聴いていきます。そして、地球は決して人間だけのものではなく、「共に生きるみんなのもの」であることを知ります。香港の絵本作家と日本の心理学者のコラボレーション絵本。「地球の生き物たちと共に生き続けたい! 」という希望を伝える物語です。
マスクマン ロッキー | アレックス・ホー, 宮田義郎, 増田梨花, アレックス・ホー |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 5歳~ | 5分10秒 |
一人読みなら | 本の虫 漢字あり(所々ふりがな無し) | ー |
ウイルスの流行によって変わってしまった世の中に悲観するだけにとどまらず、人間が動物たちと仲良くし、環境に優しくすることが希望に繋がると書かれている点が他の絵本にはない魅力。人がウイルスを広げていったと書かれているので、マスクの重要性がわかる絵本。3冊の中で一番ストーリー性がある。
どうしてしんがたコロナになるの?
とつぜん園も学校もお店も全部お休み。友だちにも会えない。家にいて、やたら手を洗わせられる。なんで? 訳もわからず自粛生活に入った子どもたちが未知の感染症を理解し感染予防策を身につけられる、やさしい新型コロナの絵本。
どうして しんがたコロナになるの? (やさしくわかるびょうきのえほん) | 松永 展明, せべ まさゆき, WILLこども知育研究所 |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 4歳~ | |
一人読みなら | すらすら読めたら カタカナあり | ー |
巻末の【おうちの方】に綴られた4ページが特に為になりました!予防法、家族に症状が出た時のケア、子供に症状があるときのケアは詳しくかつ分かりやすくまとめられていて、いざという時に頼りになります。苦しいときや暑いときはマスクを外していいんだよと書いてある点や、がんばっている人への感謝の気持ちにも触れられていて、コロナに関して子供に伝えたいことが全部詰まった絵本。
まとめ
いかがでしたか?
3冊ともコロナ禍に出版された本なので、こどもたちとマスクの新しい関係性に沿った内容になっています。
これから暑くなるにつれて、マスクを嫌がるようになると思いますが、絵本でマスクの必要性を改めて理解し少しでも明るい気持ちで乗り切れますように!
▼下記は番外編です
マスクをとったら
マスクをとったらなにしたい? およぎたーい! さけびたーい! いっしょにたべたい! あそびたーい! 動物たちといっしょに、子どもたちがおもいっきりあそべる絵本。
マスクを とったら (講談社の幼児えほん) | いりやま さとし |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 1歳~ | 1分20秒 |
一人読みなら | ひらがなを覚えたら | ー |
マスク
「これで、はなをかくそうっと」ブタくんが、見つけたマスクをかけようとしていたら、ともだちが次々やってきて、さきにマスクをかけてしまいます……自分のすてきなところを発見するお話。
マスク (絵本・こどものひろば) | 福井 智, 林 なつこ |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 3歳~ | 2分40秒 |
一人読みなら | すらすら読めたら カタカナあり | ー |
コンプレックスの鼻を隠すためにマスクをつけたブタ君が、お友達の言葉で自信を持ち最後にはマスクを外すお話。マスクの必要性を唱える本ではないのでご注意を!