突然ですがみなさん読書記録は続いていますか?
大人でもなかなか難しいのに、子どもに読書記録の習慣をつけるにはどうしたらいいのー?とお悩みの方も多いと思います。
今日は子どもの読書記録を継続させるために、我が家が心掛けたことを5つのポイントで紹介します。
- 記録を付けるタイミングを決める
- 記録に必要な道具を手に取りやすい場所に置く
- 時には手伝う
- ご褒美をつくる
- 子どもにとって最適な記録方法か再考する
記録のタイミング
お子さんが読書記録を付けるタイミングは決まっていますか。
もし決まっていない場合は、習慣化のためにも設定することをおすすめします。
例えば我が家の場合、娘は図書館から借りてきた本は次から次へとすぐに読みたい派のため、【1冊読後ごとに記録】というやり方では続きませんでした。
そのため、図書館へ返却時に本をかばんに詰めるのは娘の役割とし、そのタイミングで読書記録アプリビブリアに登録しています。
こうすることで、2週間に1度の図書館への返却は忘れることはないので
本をかばんに詰める→読書記録の時間!
というように、読書記録を習慣づけることができました。
この流れで、小学校から借りてくる本も返却時のタイミングでアプリに登録しています。
ちなみに買った本などは、図書館に比べると圧倒的に冊数が少ないため、月末に「他にも今月読んだ本は無かったかな?」というやりとりで思い出し記録しています。
ワンアクションで記録できる環境を整える
娘がアプリで記録を付け始めた時は、アプリが私のスマホにインストールされていたので、娘に「記録するからちょっとスマホ貸して~」と言われる度に渡していました。しかし一時期、すぐに貸せないタイミング続くと案の定、記録が疎かになってしまいました。そこで昔のスマホにアプリを入れ、本棚に一緒に置き、「記録しよう!」のスイッチが入った瞬間に記録できる環境になりました。充電もお忘れなく!
同じことは、手書きの記録でも起こります。「鉛筆が見つからない…」というだけで、「記録しよう!」のやる気が一瞬で消え去ることもあります(わが子の場合です)
読書記録ノートと筆記具を本棚に置いておくと、ノートが目につき「記録しなきゃ」と思い出すこともあります。
お膳立てのように思うかもしれませんが、何度も「記録した~?」と聞くよりも、環境を整えることの方がずっと楽かもしれません。
時には手伝う
声掛けよりも環境を整える方が楽だと言いましたが、時には手伝うことも近道だと感じます。
本人が楽しんで記録を付けていれば手助けの必要はありませんが、疲れている時や単に面倒くさいと感じている場合、「きちんとやりなさい」と声を掛けるよりも、記録がスムーズに進むようにアシストします。
例えばアプリで登録する場合、バーコードが読み取りやすいように本を裏返しにして渡す、読み取った本を片付けるなど。記録を付けるときにそばにいるだけでも随分ちがいます。
やる気が低下しているときは、少しの手助けで習慣化の灯が消えないように協力してみてください。
ご褒美をつくる
娘(小2)の場合はそもそも読書記録に積極的でしたが、息子(年長)の場合は「面倒くさい!やりたくない!」スタンスです。そのため普段は記録も取らせていません。
ただ夏休みなどの長期休暇には期間を決め、目標達成したら【好きな本を買う】というご褒美を設けました。(兄弟間でもめるので、弟が達成したら姉も好きな本を買うことができるとしました。)
もともと読書は好きなので、喜んで読み記録を付けるようになり、結果夏休み序盤で目標を達成しました。この目標を達成しご褒美をもらうという一連の体験が嬉しかったようで、しばらく喜びに浸っており、いい経験ができたように思います。
そもそも記録が苦手!という場合は、ご褒美を設けて成功体験を得るのもおすすめです。
そのやり方でOK?
色んな工夫をしたけど、どうも続かない場合は読書記録の方法を再考してみてはいかがでしょうか。
手書きやアプリ以外にも、読書記録の方法はあります。
- 図書館の貸出票をファイルに綴じる
- 本の表紙をまとめて写真を撮る
- シリーズ物だけ記録する(全タイトルのチェックリストを作成)
読書記録はあくまでも手段です。本来の目的である読書が億劫にならないよう、お子さんにとって、そして見守る親が負担にならない程度に続けられたらいいですね。
おわりに 最近の娘の読書記録の様子
読書記録に励んでいた娘ですが、実は最近はあまり記録を付けていない状態です。
というのも、本の難易度が上がり読了スピードが低下し累計冊数を気にしなくなった、「記録しなくても全部覚えている!記録する時間があるなら読みたい!」という本人の気持ちを尊重した結果、親子で読書記録にこだわらなくなりました。
とはいえ、読書記録が娘の本好きを後押ししたことは言うまでもありません。記録を見返して、この本好きでよく読んでたな~と、娘の成長記録のように感じることもあります。
今後成長とともに読書記録を再開することがあれば、見守っていこうと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございます。