そろそろ卒園式のシーズンですね。まずはご卒園おめでとうございます!
コロナで園生活が短くなり、あっという間の一年だったのではないでしょうか。
娘は去年卒園したのですが、コロナの影響で卒園前に半月休園になり、かろうじて行われた卒園式も大幅に縮小した式でした…そのため親子ともども卒園した実感がわかず、このまま入学して本当に大丈夫?!と心配だったことを思い出しました。
もう卒園⁈うちの子大丈夫かな…
今年もコロナの影響が大きく、新たなステージに突入する入学に不安を感じている人が多いかもしれませんね。
そこで今回は昨年の娘の経験を踏まえながら
春休み中に読んでおくと安心な絵本を5冊紹介します。
入学後に気が付いた、入学前にやっておけばよかったことも併せて紹介しています。
【番外編】では無料で読める絵本も紹介していますのでぜひご覧ください。
小学校の生活
「小学校って、どんなところ?」「小学校では、何をするの?」…新しく小学生になる子どもの、疑問と不安、ワクワクに答える生活絵本。小学1年生の1日、1年、小学校6年間の生活が、オールカラーのイラストでわかる。人気絵本作家・はまのゆかのイラスト。
小学校の生活 | ゆか, はまの |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 6歳~ | 7分 |
一人読みなら | すらすら読めたら 漢字あり(ふりがな付き) | ー |
「私の学校(公立)のことかな?」と娘が驚いたほど、リアルな学校生活が描かれている絵本。登校から下校までの流れや、科目や1年間の行事のことも短めの文章とイラストで説明されているので、とにかく入学後の生活が親子共々イメージしやすい。挿絵の中では子供たちの小さな困りごと(「トイレに行きたい」「体操服反対に着ちゃった」)が出てくるので、親子でそんな時はどうしたらいいのかイメトレするきっかけになるのでは?
しょうがっこうがだいすき
小学2年生のせんぱいから、保育園、幼稚園のみんなへ。小学校への不安がなくなるように、小学校生活をもっともっと楽しく過ごすために、現役の小学2年生が自分で考えて自分で書いた16のアドバイスが絵本になりました。
しょうがっこうがだいすき | うい, えがしらみちこ |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 6歳~ | 7分 |
一人読みなら | すらすら読めたら カタカナなし | ー |
娘が入学のお祝いで頂いた絵本。2年生のういちゃんが【入学前にやるといいこと】や【小学校のいろは】を教えてくれるので、身近に年の近いお兄ちゃんお姉ちゃんが居なかったり、第一子の入学におすすめ。例えば叫ばないように練習するページなど、学校でどう過ごしたら良いのかを、具体的なアドバイスつきで書かれている実践的な絵本。
ビリーはもうすぐ1年生
ビリーは明日から小学1年生.学校ではなにをするんだろう? 友だちはできるかしら? 先生はやさしいかな? 楽しみと同時に不安がだんだんとひろがっていきます.そこに大きい鳥に追われた子どものスズメがとびこんできて….子スズメのせわをするうちにビリーの気持も落ち着きます.幼い子の心のゆれを見事に絵本化
ビリーはもうすぐ1ねんせい (大型絵本) | ローレンス・アンホールト, キャスリン・アンホールト, 正子, 松野 |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 6歳~ | 8分20秒 |
一人読みなら | すらすら読めたら 漢字あり(ふりがな付き) | ー |
入学が楽しみな反面、不安でもある。言葉にするのが難しい気持ちをビリーが代弁してくれる。こんな気持ちは自分だけじゃないんだ!と気づかせてくれる絵本。入学前は「早く小学生になりたい」と言っていた娘も、いざ入学するとニケ月ほど「行きたくない」と泣きながら登校していました。楽しみにしているからと安心していたのですが、心のどこかで不安な気持ちを抑えていたようです。入学前に不安な気持ちをきちんと共有できていればよかったと思いました。子ども自身も無自覚な、不安や寂しさに向き合うには最適な絵本です。
とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 4歳~ | 12分 |
一人読みなら | すらすら読めたら | ー |
入学すると親の目の届かないシーンが増えます。親の心配は尽きませんが四六時中こどもについて回ることはできません。この本は悪い人に出会ったときにどうするべきか様々なシチュエーション別で説明されています。具体的なお話でドキッとしますが、過度にこどもを怖がらせることなく優しい口調で書かれています。親子で読んでおきたい一冊です。
【紙芝居】あそびながらあるいちゃだめ
公園で遊んでいたアカリちゃんとサクラちゃんとケンタくんは、しりとりをしながら帰ることにしました。最初は「りんご」。ゴ、ゴ、ゴ…。道路のはしっこを歩いていた三人でしたが…。「ながら」の危険を感じられる紙芝居。
あそびながらあるいちゃだめ (みんなのいのちをまもる!交通安全紙芝居) | 深見春夫・作/絵, 一般財団法人日本交通安全教育普及協会 |本 | 通販 | Amazon
【年齢・レベル】 | 【所要時間】 | |
読み聞かせなら | 3歳~ | 3分 |
一人読みなら | すらすら読めたら カタカナあり | ー |
子どもたちだけで安全に登下校できるか、本当に心配ですよね!我が家は春休み期間中に通学ルートを娘と一緒に歩き、危険なポイントを何度も確認しました。「飛び出さない」よりも説明が難しかったのが「ながら」の危険。この紙芝居ではながら歩きがなぜダメなのか、いかにも起こりそうな状況で説明されています。下校の見守りで子どもたちの様子を見ていても、ながら歩きでヒヤッとしたことが何度かあります。年齢に問わず、そして入学後も注意喚起のために定期的に読んでおきたいと思う紙芝居です。
【番外編】
自動車メーカーのトヨタが無料で交通安全の絵本と紙芝居を公開しています。
「ぼうしがぴゅ~っ!」「みんなでサッカー」など幼児から小学生低学年用の絵本です。どれも短いお話なので気軽に読めます。
トヨタの交通安全 幼児向け 交通安全 絵本・紙芝居
まとめ
いかがでしたか?
入学はこれまでの園生活とは大きく異なるため、親子共々期待と不安が募ることだと思います。
ただ漠然と不安でいるよりも、絵本を通じて小学校がどんな場所かを知り、心配事を明確にし、事前に解決しておくことをおすすめします。今回紹介した絵本はどれも入学前後の親子をサポートしてくれる絵本なので、春休みの間にぜひ読んでみてください。
新1年生に向けた絵本はまだまだたくさんあります。こちらもどうぞ。